
「うさぎ神社」の愛称で親しまれている京都の岡﨑神社
「子宝に恵まれたい」「安産祈願したい」という参拝者や、SNS映えする可愛いスポットを探している方にも大人気の神社です。
この記事では不妊に悩み、岡﨑神社に参拝したのち子どもを授かることができた筆者が、岡﨑神社の魅力や写真スポット、ご利益、授与品など実際に参拝したときの写真とともに紹介します。

岡﨑神社のご利益やご祭神については記事の最後に書いていますので、気になる方はここからジャンプして見てくださいね~。
目次
境内の見どころ&写真スポット
岡﨑神社の境内には、狛犬ならぬ「狛うさぎ」や月のパワーを宿す「子授けうさぎ」、たくさんの「うさぎみくじ守り」が並べてある舞台など、たくさんのうさぎがいるので見どころいっぱいです!
岡﨑神社の見どころ
「うさぎみくじ守り」がたくさん並ぶ可愛い映えスポット


「うさぎみくじ守り」は、紅白のうさぎの中におみくじが入っています。
白のうさぎは耳がピン!と立って凛々しい感じ、ピンクのうさぎは耳が寝ててどことなく柔らかい表情で可愛らしい。
よく見ると、それぞれ少しずつ表情が違うので、自分が気に入った「うさぎみくじ守り」を選んでみてくださいね~。
背中には岡﨑神社の正式名称でもある「東天王」と彫られています。

おみくじを読んだ後は、「うさぎみくじ守り」を舞台に奉納して置いていっても良いですし、持ち帰ってもいいです。
私たちは不妊に悩んでいたので家に持ち帰って見守ってもらってました。
ご利益もあり念願の子どもを授かり、お礼参りにて舞台に奉納させていただきました。
「子授けうさぎ」のお腹をさすって子宝祈願
境内の手水舎には黒御影石でできた「子授けうさぎ像」がいます。
月を仰ぎ体に力を満たした黒うさぎであり、水を掛けてお腹をさすり祈願すると、子宝に恵まれ安産になるそうです。
ぜひ本殿にお祈りする前に手水舎に立ち寄り、子授けうさぎのご利益を授かってみてくださいね~。

「子授けうさぎ像」の周りには、たくさんのうさぎの絵馬が!
多くの方々が信仰されているのが伺えます。

黒御影石でできた体は艶やかで光り輝いていて荘厳な雰囲気でした!
いかにもご利益を授かれそう!

授与品には、この「子授けうさぎ」の小さいサイズもありました~。
「うさぎみくじ守り」や「子授御守」などと一緒に買うのもいいかもしれません。
境内にあふれる「狛うさぎ」と「うさぎ像」
岡﨑神社の鳥居をくぐり境内に進んでいくと、「うさぎ神社」と言われるだけあって2羽対になったうさぎの像が3か所あります。
この対になった「うさぎの像」は狛犬ならぬ「狛うさぎ」
狛うさぎの頭を撫でると「縁結び・夫婦和合」のご利益があるそうですよ~。
よく見ると、口を開けた『阿』のうさぎと、口を閉じた『吽』のうさぎになっています。

『阿吽』とは万物の始まりと終わりという意味だそうです。
二体一対の仁王像や狛犬に見られるように対になる存在を表し
互いの息が合う様子や、物事がうまくいく様子を象徴しているそうです。


最初にお出迎えしてくれる第一狛うさぎ
この狛うさぎは耳がピン!と立っているのが特徴的ですね~


さらに進んでいくと「うさぎみくじお守り」がたくさん並ぶ舞台の前に、第二狛うさぎがいます。
この狛うさぎは、まるっ!としててとても可愛い~
「うさぎみくじ守り」のうさぎもこの第二狛うさぎと似てますね。


そして本殿まで進むと第三狛うさぎがいます。
この狛うさぎは耳が寝てて、シュッ!としたリアルな感じ

狛うさぎの他にも親子のうさぎもいました!
多産や子宝を象徴するうさぎなので、親子のうさぎを見つけると嬉しいです。

本殿の階段の先には左側に「金運招きうさぎ」と右側に「縁結び招きうさぎ」がいます。
また階段の蹴込みという部分には、岡﨑神社の神紋でもある「見返りうさぎ」が隠れていました!
「見返りうさぎ」は正しい道や幸せな場所(良縁)へ導いてくれるとされる神使として祀られている兎のことです。
岡﨑神社では提灯などにも「見返りうさぎ」が描いてありますよ~。見つけてみてくださいね!
「うさぎ絵馬」モチーフパネル
手水舎の子授けうさぎがいる場所にたくさんある「うさぎ絵馬」風のパネルもありました!
東天王岡﨑神社と見返りうさぎも描かれているので参拝した記念になりますよ~。


岡﨑神社の参道・境内・本殿
岡﨑神社は大きな神社ではありませんが、各所に狛うさぎや、うさぎ像、うさぎみくじお守りが並べてあったりで
とってもフォトジェニックで見応え抜群ですよ~!



岡﨑神社の子授けお守り・御朱印・限定授与品まとめ
岡﨑神社では、うさぎのようにぴょん!と飛躍することを願う「飛躍(ぴょん)守」など、うさぎをモチーフにした可愛いお守りがいろいろあります。
妊活中の方や安産を願う方に、「うさぎみくじ守り」や「子授けうさぎ」「子授御守」などのお守りが特に人気です。
筆者も夫婦で不妊専門クリニックなどに通い不妊に悩んでいたときに岡﨑神社を参拝し、子宝に恵まれるよう祈願し、御守などの授与品を購入しました!
実際の授与品の写真とともに紹介しますね~。
うさぎみくじ守り
岡﨑神社で人気の授与品といえばこの「うさぎみくじ守り」
縁結び・夫婦和合などのご利益がありますよ~
紅白のうさぎは、それぞれに表情が微妙に違うので“これだ!”と思う「うさぎみくじ守り」を選んでみてくださいね~。

私たちは、この2羽のうさぎにしました!購入した「うさぎみくじ守り」は神社の舞台に並べて奉納して帰るもよし!持って帰るもよし!
筆者は持ち帰ってリビングに置いて妊活を見守ってもらうことにしました~。
後日、ご利益からか念願の子どもを授かることができ、お礼参りをした際に神社に奉納しました!

おみくじを選ぶときって直感ですが、この「うさぎみくじ守り」は好きなうさぎの表情などで選べるので一味違った楽しみ方ができます。
子授御守
岡﨑神社の子授御守は青とピンクの2色あります。
岡﨑神社の神紋や、うさぎの刺繍がされてとても可愛いお守りです!

よく持ち運ぶバックやキーケースなどに付けても可愛いですよ~。
うさぎ絵馬
岡﨑神社の絵馬にも、うさぎが描かれていて可愛いです。

手水舎の子授けうさぎがいる場所に絵馬を奉納する場所がありますよ~。

奉納してある絵馬を見ていると、たくさんの人達が子授けや安産の祈願をしているんだなぁと感慨深くなりました。
子授けうさぎ
手水舎にいる「子授けうさぎ」の黒うさぎも授与品として購入できます。
月のパワーを宿す子授けうさぎの力をお家に持って帰れるのは嬉しいです!
子宝に恵まれ、安産になるご利益がありますよ~。

購入した授与品はリビングのいつもいる場所に置き、御守はいつも持ち運ぶバックなどに付けました。
不妊で悩んでいた時期はメンタル的にもきつい時も多いので、心の支えにもなりました。
岡崎神社の御朱印
岡﨑神社の御朱印には「見返りうさぎ」「東天王」「岡﨑神社」のスタンプが押され、達筆な書で参拝日を書いてもらえます。
シンプルな御朱印の他にも、イラスト付きの御朱印や、うさぎの可愛い御朱印帳などもあるので
ぜひ参拝した記念に頂いてみてはいかがでしょうか。


岡﨑神社のご利益・ご祭神
岡﨑神社はなぜ子授けや安産などのご利益があり「うさぎ神社」として親しまれているのでしょうか?
ご祭神やご利益についてまとめてみました。
岡﨑神社のご祭神
岡﨑神社のご祭神
- 速素戔嗚尊(すさのをのみこと)
- 奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
- 三女五男八柱神(やはしらのみこがみ)
岡﨑神社のご利益【子授け・安産・縁結び・厄除け】
縁結びご利益の由緒
ご祭神の速素戔嗚尊(すさのをのみこと)が奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)を救う為、八俣大蛇(ヤマタノオロチ)を見事に退治し、夫婦として結ばれた有名な故事により、縁結びの神として信仰が厚い。

厄除けご利益の由緒
速素戔嗚尊(すさのをのみこと)は八俣大蛇(ヤマタノオロチ)を見事に退治し、大蛇の腹から取り出した「草薙剣」を天照大御神(あまてらすおおみかみ)に献上し、和魂の御光(神仏からの光や恵み、恩恵)をこの世に現す厄除けの神となる。

子授け・安産ご利益の由緒
ご祭神の速素戔嗚尊(すさのをのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)の夫婦二柱が、三女五男八柱神ものたくさんの御子神をもうけられ子宝に恵まれた霊験あらたかな子授け安産の神であることから。
また、地域一帯が野うさぎの生息地で、多産なうさぎは古くから氏神様の神使いと伝えられ、治承二年には中宮も御産の際に安産の祈願をされるなど安産の神としての信仰は厚い。

こうやって見ると、「縁結び」と「子授け・安産」と「厄除け」のご利益がまるで夫婦のストーリーのようで素敵ですよね。
速素戔嗚尊(すさのをのみこと)が奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)を救い出すため八俣大蛇(ヤマタノオロチ)を見事に退治したことから人々に加護、恩恵を与える厄除けの神様になり、2柱の神様は夫婦になり縁結びの神様になりました。
そして2柱の神様は、三女五男の8柱の神様を授かり、子授けの神様、安産の神様にもなりました。
ちなみに、速素戔嗚尊(すさのをのみこと)は奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)を妻として迎える際
「八雲立つ出雲八重垣妻隠みに 八重垣つくるその八重垣を」とお詠みになったそうで
「雲が幾重にも湧く出雲の地で、妻との新居によい場所を見つけた。妻のために垣根を幾重にも造ろう。」という意味だそう。
出雲の美しい自然を背景に結婚を寿ぎ、妻を大切に思う気持ち、そして新たな生活への希望を祝福する感動的な詩なんですよね。
うさぎ神社と呼ばれる由緒

岡﨑神社は、延暦13年(西暦794年)桓武天皇の時代に平城京から長岡京および平安京への遷都を行った(平安京遷都)に際し
王城鎮護の為、平安京の四方に建立された社の一つで、陽のいずる都の東(卯の方位=うさぎの方位)に鎮座する事から東天王と称されました。
岡﨑神社の正式名称は「東天王 岡﨑神社」になります。

また、地域一帯が野うさぎの生息地で、多産なうさぎは古くから氏神様の神使いと伝えられることから、ご祭神の速素戔嗚尊(すさのをのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)と同じく多産・子孫繁栄の象徴とされ境内のあちこちに、うさぎの石像があり「うさぎ神社」と親しまれています。
岡﨑神社の基本情報・アクセス
名称 | 東天王岡﨑神社 |
住所 | 〒607-8305 京都市左京区岡崎東天王町51番地 |
TEL | 075-771-1963 |
参拝時間 | 9:00~17:00 |
交通 | 市バス 32番、203番、93番、204番「岡崎神社前」下車 市バス 5番「東天王町」下車 京阪 神宮丸太町駅下車 地下鉄東西線 蹴上駅下車 |
駐車場 | なし |
公式HP | https://okazakijinja.jp/ |
平安神宮や南禅寺といった京都を代表する観光名所も近いので一緒に巡るのもオススメです。
まとめ:岡﨑神社は子宝の象徴うさぎであふれる可愛い神社
京都の岡﨑神社は、「子宝に恵まれたい」「安産祈願したい」といった参拝者が多く訪れ信仰される神社でした。
境内には、うさぎの像や、うさぎみくじ守りがたくさんありとてもフォトジェニックで可愛らしさあふれるのと同時に
歴史情緒があり、ご利益も授かれるとっておきのパワースポットです。
筆者は夫婦で不妊専門クリニックに通い不妊に悩んだ時期がありましたが、岡﨑神社を参拝し、たくさんの可愛いうさぎを見て沈んだメンタルが癒されました。ご利益があったのか、念願の子どもも授かることができました。
子宝や安産などのご利益は「ある!」と断言することはできませんが、手水舎の絵馬を見ていると数多くの方が参拝し実際に子宝に恵まれ安産したと感じた方も多いという印象を受けましたよ~。
願う気持ちが行動に現れ、いつのまにか成就するのかもしれませんね。
岡﨑神社で過ごすひとときが、参拝される方にとって素敵な思い出となりますように。